アルコネ ディレクターズブログ

2015
310

さて、SEOの意味を説明しよう。

SEOの意味を説明

グーグルのサジェストツールを利用し「SEO」のキーワードを調べてみると、
「SEO 意味」「SEO 意味あるの?」等のキーワードが多くありましたので、
SEOの意味についてご説明しようと思います。

■そもそのSEOとは

「検索結果で上位表示させて、多くのアクセスを集める方法」
SEOと言えば、これが思い浮かぶのではないでしょうか。

その通り、”検索結果で上位表示させる事”です。

ただ、”多くのアクセスを集める事”が目的ではありません。
SEOの目的は、リニューアル、リスティング広告などと同様に成約数(コンバージョン)を増やす事です。

例えば、サッカーのアイテムショップを運営しているとしましょう。
その際以下の内どちらのキーワードが良いと思いますか?

———————————
A:サッカー(月間検索数 1,000,000)
B:サッカー シューズ(月間検索数 5,400)
———————————

アクセスが増えればよいのであれば、前者の方が検索数が多いので必然的にアクセスは増えるでしょうね。
ただ、コンバージョンが多くなるのは後者なのです。

なぜなら、「A:サッカー(月間検索数 1,000,000)」には
”サッカー試合結果情報”・”サッカー選手名鑑”などのキーワードも含まれます。
サッカーのシューズがほしいユーザーに”サッカーの試合結果情報”などは必要ないですよね。
要するに、サッカーシューズがほしいのに、スタジアムに行っているようなものなのです。

SEOとは、ユーザーが求めるニーズに合わせたキーワードでアクセスを確保する事。
それがSEOなのです。

 

■SEOとキーワード連動広告の比較

SEOがサイトに利益をもたらす結果になるまでは時間がかかります。
どれくらいの期間がかかるのかなどもわかりません。

「それならキーワード連動型広告を出したら良いじゃん!」と思うかもしれませんが、
それは違います。

キーワード連動広告からの訪れたアクセスと、オーガニック検索からの訪れたアクセスでは、
検索順位から訪れたアクセスの方がコンバージョンが多いのです。

以前、担当していたお客様のデータを調べた所、
詳細な数字は言えませんが、”7倍”オーガニック検索の方が多い結果が出ました。
※業種によって異なる事もあると思いますが。

広告でアクセスを確保する事も、1つの手です、
ただSEOでオーガニックからのアクセスを確保できれば、
それよりも多くのコンバージョンが確保できるのです。

■まとめ

SEO対策とは、ただアクセスを伸ばすのではなく、
ニーズのあるキーワードのアクセスを確保し、売上につなげる事なのです。

どんなジャンルのサイトでも、資料請求・お問い合わせ・購入・認知度向上など
かならずゴールがあります。

そのゴールを達成させる為には、アクセスが必要です。
そのアクセスを質の高いものにし、売上を向上させる。

それがSEOの意味だと思います。

この記事の著者


末宗良介(すえむねりょうすけ)

前職にてSEO会社で働いていた経験から、SEOを意識したサイトの設計を得意としています。

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