2013年
12月25日
インハウスSEO担当者が作成前に考えるべきSEOポイント!!(内部構造篇)
前回書いた、「作成開始はまだ早い!! 作成前に考えるSEOポイント!(キーワード篇)」の続きです。
今回は、インハウスでスタートアップ前に考える必要のある内部構造をご紹介いたします。
現在(2013年)のSEOは、クローラーに以下にサイトを回ってもらい、悪評価を与えない様にするかであります。
その為に、サイトの内部構造はとても重要であるのです。
なぜ重要なのか? 何をすれば良いのかをご紹介いたします。
なぜ内部構造が重要なのか?
昔のSEO対策では、内部構造とは、いかにキーワードを含めるか。重要タグにキーワードを含めてサイトボリュームを増やす事が出来るかでサイトの評価は変わってきました。
その為、タイトルタグ・キーワードタグ・H1タグなどに、キーワードを羅列させる方法が流行っていました。
しかし現在では、上記でも、説明した様に現在のSEO対策はクローラーを多くサイトを回ってもらい、その際に悪い評価を与えないような対策が重要であります。
そもそもGOOGLEの求めるサイトとは、「ユーザーの求める本当の情報を提供出来る検索エンジン」であります。
「ユーザーの求める本当の情報を提供出来る検索エンジン」とは、個別にどんぴしゃりで必要な情報を表示させる様な仕組みであります。
要するに、SEO対策で上位表示されたサイトではなく、中身のコンテンツが良い物を提供する様にしたいのであります。
ならコンテンツが良ければそれでいいんでしょ?と思うかもしれませんが、コンテンツを的確にクローラーに伝える為にはしっかりとしたサイト構成が重要なのであります。
例えば、schema.orgなど最近になって重要視されてきたタグでありますが、このタグの意味は、サイトのジャンルをGOOGLEに伝えるタグであり、このタグを正しく埋め込む事で、GOOGLEにサイト全体の意味を伝えやすくなるのです。
この様にサイトをGOOGLEに評価してもらうためには、コチラの考える意図がGOOGLEに届く様に内部を設定してあげる必要があるのです。
例としてschema.orgを紹介しましたが、schema.orgはサイトのジャンルをGOOGLEに伝える、いわばプラス要素であり、それよりも、先にマイナス要素を考える必要があります。
マイナス要素を取り除かなければ、サイトの評価を正しくGOOGLEに判断されずに、検索順位が一向にあがらない事もあります。
また最悪の場合、スパムサイト判定される事もあるのです。
タイトルタグ・ディスクリプションタグの見直し
タイトルタグ・ディスクリプションタグの重複をまず考えなければなりません。
タイトルタグ・ディスクリプションタグが同じ文言になってしまうと、重複ページとみなされ、サイトの評価を下げられてしまいます。
そうならない様に、全ページのタイトル・ディスクリプションを別にしておいた方が良いです。
一度ページ毎のタイトルディスクリプションを洗い出してみて、同じ文章になっている箇所は変更する様にしましょう。
NOINDEXページの選別
サイトのページは多ければ多い程サイト全体の評価として良いのではりますが、
クローラーにサイトを見てもらう為には、少ない方がよいのです。
矛盾しているじゃん!!と思いますよね?w
要するにどうしたら良いのかといいますと、クローラーは、リンクを辿って、ページの情報を纏めていきます。
しかし、一度訪れたクローラーはサイト全てを巡回する事はありません。
何ページか訪れてサイトから離脱するのです。 その為、極力コンテンツが薄いページは訪れない様にした方が良いのです。
コンテンツが薄いページとは、「お問い合わせ」や「ABOUT」など、あまり変更が無いページなどを言います。
この様なコンテンツは「noindex」やサイトページへのリンクに「nofollow」などを設置してクローラーを訪れさせない様にして置いた方が良いのです。
内部リンク調整
内部リンクはサイト内パワーを高める為にとても重要なのであります。
サイトと言うものはページの集合体であります。 同じドメイン内ではりますが、ページ毎の評価は異なってきます。
その評価を他に向ける事で、ページのパワーを内部的に上げる事ができるのです。
外部リンクと同じ様なイメージで考えて頂ければ分かりやすいと思います。
外部リンクでは、「サイトパワーが強いサイトからのリンクが質が高い」ですよね?
内部リンクもそれと似たようなものであります。
内部構造対策まとめ
サイトを作成する際には、これらの項目を私は考えて作成しております。
外部リンクも重要ではありますが、これからは外部リンクのパワーは意味が無くなってくるのではと私は考えております。
検索で表示されるようになった、「ナレッジグラフ」や個別に検索結果を表示させる「パーソナライズ検索」などの導入で、サイトはサイトの評価云々に、
サイトのコンテンツを重要視する容易になってきています。
ユーザーの求めている情報には、SEO対策で故意的に上げられたサイトなどはいらないのであります。
そこで、重要になるのが内部構造なのであります。
良かったら参考にして頂ければと思います。
この記事の著者
末宗良介(すえむねりょうすけ)
前職にてSEO会社で働いていた経験から、SEOを意識したサイトの設計を得意としています。
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