2013年
11月19日
スタートアップでギューーーン!!他社に差を付ける8つのSEO対策!!
サイトのスタートアップに一番重要な項目はSEOであります。
とてもカッコいいサイトデザインが出来ていたとしても、そのサイトは見てもらえません。どんなに良い情報を乗せていても、ユーザーが来なければ拡散はされません。
また、初めに行っておかないとサイトの内容がぶれてしまい、コンテンツ自体が弱くなってしまいます。
また自社で検索エンジンを担当しているの方は日々新しいサイトを作っている訳ではないので、分からないのではないかと思います。
今回このブログを作成する際に行った対策ポイントをまとめてみました。
目次
1:メインキーワードの判定
まずはじめに、キーワードの調査をから始めます。
私の場合、メインキーワードが「SEO」ですので、そこから関連するキーワードをGOOGLEアドワーズや、rensoなどを活用してひろいます。
これは自分で予想したキーワードでも構いません。
そして、関連キーワードに対しての月間検索数をすべて出していきます。※月間検索数=月間で検索される数値の事です。
その中からまず、月間検索数が100以上ありそうなものを控えておきます。
記事などにそれらのキーワードを盛り込みロングテールとして拾っていくためです。※ロングテール = ニッチなキーワードをひろってゆき細かいアクセスを幅広く稼ぐ方法です。
2:競合他社の調査
SEO対策を行う時に、他社の調査は確実に必要になってきます。
方法としては、メインキーワードで検索をかけ上位5位までをピックアップします。
YOUTUBEや、WIKIPEDIAなどは無視しても構いません。
なぜならネームバリューがあるのでドメインパワーが強いって事もありますが、WEBを使っている人には、YOUTUBE・wikipediaがどのようなサイトで、どんなコンテンツか分かっていますよね?
例えば、「SEOの内部対策」を検索してYOUTUBEのリンクが上位に表示されたとしましょう。SEOを学びたいのYOUTUBEの動画サイトには入りませんよね?そのような理由で無視しても構わないのです。
話を戻しますが、調べる際に必要になる項目が以下の6つ。
- 01:オーサリンクパワー ※GOOGLEからの評価予測
- 02:リンク数
- 03:ドメイン年齢
- 04:インデックスページ数
- 05:ページ表示速度
この項目が他社よりまされば、上位に表示されます。
その為、これらの項目をまず調査しどのように他社より多くするかを考える必要があるのです。
その中でも、「02:リンク数」「04:インデックスページ数」「05:ページ表示速度」の対策を考える様にしましょう。
その理由としては以下の通りです。
01:オーサリンクパワー
コチラは、GOOGLEの自社サイトに対する評価であります。
その為、その他の項目が良くなれば自然と上がってきます。
ちなみに、オーサリンクパワーは海外SEOリサーチ会社の「MOZ」が運営しているサイトオープンサイトエクスプローラーを見て判断致します。
03:ドメイン年齢
コチラは、どうしようもありませんので、これらの項目を確認する程度で構いません。
- ・どのくらい先にスタートしているのか?
- ・オールドドメインを使っているのか? ※オールドドメインとは、中古販売しているドメインの事であります。
またブログなどのサービスなら「更新頻度」なども調べて置いた方が良いです。
3:ターゲットを考える
このターゲットを考えるはとても重要であります。なぜならこの項目がサイトの軸になるからです。
ペルソナ(ターゲット像)を詳細に決めておくことで、どんな記事が有効なのか?どんなコンテンツが必要なのか?どんなサイトデザインが良いのかなどを決める事ができるのです。
例えば、「BEAMS」と言う20代~30代向けの「カジュアルファッションブランド」の商品を、70代~80代の方に売ろうとしても、売れません。
また服装にも、ジャンルがありますので20代~30代の方でも服装が違うジャンルの方には売れません。・・・ちょっと説明が下手ですね。笑
要するにターゲティングをしっかりして、そのターゲットに向けたサイト作りをした方が人が集まるサイトになるのです。
このターゲティングで決める項目は以下の通りです。
- 01:年齢
- 02:性別
- 03:職種
- 04:どのような悩みを持っているユーザーなのか?
とくに「どのような悩みを持っているユーザーなのか?」がとても重要になります。
WEBサイトとは、辞書みたいなものです。
ユーザーは何か悩みがあり、その悩みを解消する為に検索を行います。
あなたのサイトでどのような悩みが解決できるのか?を考えなければ、ユーザーは逃げていきます。※悩みが解決できないので。
その為、「どのような悩みを持っているユーザーなのか?」は必ず考える様にしましょう。
4:コンテンツを考えましょう
サイトを作成する際にコンテンツを考える必要があります。早めにサイトやブログなどのコンテンツを考えておく事で、構成が考えやすくなります。
このサイトの場合、「SEO対策」「外部対策」「内部対策」「ソーシャル関係」のカテゴリーに加え「ABOUT」「CONTACT」なおどのコンテンツを作る事にしました。
この作業段階でサイトの構造を考えておく必要があります。
WEBサイトは、ピラミッド型に階層を作る方がサイトのパワーをトップに伝えやすくなります。
その為、どう言った構造にするのかを簡単にスケッチで書いておいた方が良いです。
5:TITLE・H1・DISCRIPTION・などのキーワードを作成しよう
次にSEOで一番重要なキーワードの作成です。
まず最優先に考える必要がある項目が以下の3つです。
- 01:TITLE=ページのタイトル
- 02:H1=ページの大見出し
- 03:DISCRIPTION=ページの説明
この3つは1ページに一つしか設定できません。
また、検索エンジン対策において重要なタグになり、全ページ別々の文章を作る必要があります。※他のページに同じ文章があると、重複とみなされてしまいます。
その為、作成したコンテンツ全てにこれら3つの文章を作成してゆくのですが、ただ作成をするだけではよくありません。
必ず、メインキーワードを1つだけ入れて作成してください。※このブログの場合ですと「SEO」を必ず入れて作成しておりますので参考にソースなどを見てもらえればと思います。
1つだけ入れる事にも理由があります。キーワードを盛り込みすぎてしまうと、GOOGLEに悪質なサイトとみなされてしまうのです。
また、メインキーワードは全体のキーワード数の内、割合として「1%~3%」程と良いと言われております。
多ければ、悪質なSEO対策とみなされますし、逆にすくなければ、SEO効果は薄れてしまいますので、全記事に1つづつと意識して作成してゆきます。
これらでSEOの必要項目が完了です。
次にサイトの作成に入ります。
6:SEO観点から考えるデザインポイント
SEO担当者からデザインを考えると、以下のポイントが重要であります。
- 01:直帰されないサイトデザイン
- 02:ファーストビューでユーザーの求めている情報を提示できる
- 03:H1はサイトの一番上に設置
- 04:表示速度が重くならない
- 05:H2・H3の設置場所も考えたデザイン
- 06:ボタンはマウスがON・OFFで何らかのアクションを入れる
私は自分で制作も行っているのですが、これらの項目を考えてデザインする様にしております。
また、できればですが、「レスポンシブデザイン」で作成すると、とてもSEOには強いデザインと言えます。
レスポンシブデザインはGOOGLEも良いと発表しており、なんといってもスマホでもタブレットでも同じサイトが表示されるので、全てのリンクをまとめてパワーを受ける事が出来るのです。
その為、インターフェイス毎にサイトを作成しているサイトよりSEO的なのであります。
7:コーディング時に気を付ける事
コーディング時に気を付けるポイントは、表示速度を落さない様にする事・内部リンクをしっかりする事この2点です。
そこで注意する項目は以下の通り
- 01:CSSを複数枚で作らない
- 02:上記同様JSを複数枚で作らない
- 03:画像は相対パスで呼び出す
- 04:画像の画質は1つ100kb未満で作成
- 05:altタグは必ず導入
- 06:リンクタグにはtitle属性を設置
- 07:ページの一番下には、メインキーワードを盛り込んだ文章でトップページへのリンクを設置
- 08:一旦全ページにNOINDEXを設置
これらの項目を注意して作成する事がコーディング時のSEO対策と言えるでしょう。
これでサイトの作成が完了になります。
サイトが完了すれば、かならずチェックをするようにしてください。
上記の項目で【08:一旦全ページにNOINDEXを設置】を入れたのはこのチェックの為です。
検索エンジンではちょっとした文章重複や、タグの設置ミスなどでもGOOGLEに悪評価を与えてしまう事があります。
この対応が一番重要と言えますので必ず行う様にしてください。
8:サイトチェック
チェックする項目は以下の通りです。
- 01:正しいコーディングがされているのか ※コチラで確認ください 「H3C」
- 02:TITILE・H1・discriptionは間違っていないか?
- 03:GOOGLEが提供している「PageSpeed Insights」で表示速度と改善策を確認。
以上となります。
これらの対策をスタートアップ時に行うのと、行わないのでは、SEOの効果が全然違います。
スタートアップじゃなくても、この際に一度確認してみてはいかがでしょうか?
この記事の著者
末宗良介(すえむねりょうすけ)
前職にてSEO会社で働いていた経験から、SEOを意識したサイトの設計を得意としています。
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